特徴FEATURES
オートフォーカス機能を搭載
フォーカスさせたいエリアをクリックするだけで、カメラが自動でその部に焦点を合わせてくれます。試料が変化すれば自動追尾して焦点を合わせてくれます。凹凸のある試料の観察などに非常に便利です。
※画面全体が7行7列、計49のエリアに分割されており、フォーカスさせたいエリアをクリックします。
※オートフォーカス機能はHDMI接続時、及びMicroStudioでのみ使用可能です。
Wi-Fiルータに接続可。スマートフォンやタブレットから遠隔操作。
顕微鏡用デジタルカメラFLOYD-2Aを市販のWi-Fiルータ接続すると、スマートフォンやタブレットのようなモバイル端末で利用することが出来ます。スマートフォンやタブレットからカメラの設定を変更したり、ライブビューを観たり、静止画や動画を撮影して各端末内に保存したりすることが出来ます。
無線接続できるので、病院内のように顕微鏡の設置場所と観察場所が離れているような場所での導入が簡単です。
また複数のモバイル端末を繋げることが出来るので、学校などの教育現場での使用にも適しています。
※接続可能なモバイル端末の台数はWi-Fiルータの性能に依存します。

HDMI接続時はスタンドアローン、マウスコントロールでパソコンのような操作感
画像処理エンジン内蔵なのでパソコンは不要です。HDMIで接続したテレビモニタ上にフルハイビジョンの鮮明なライブビュー像を表示することが出来ます。撮影や設定はカメラに繋いだUSBマウスで操作。分かりやすいグラフィカルユーザーインターフェースで、PCレスなのにまるでパソコンのような操作感です。
プレビュー像表示、静止画の撮影と再生、動画の撮影、計測機能などの機能を有しています。
パソコンに接続して使用することもできます
ネットワークカメラのようにLANケーブル1本でパソコンに接続して利用することも出来ます。
※事前にカメラをHDMIモニタに接続し、カメラのLAN設定を変更しておく必要があります。
高感度で高い色再現性のSony製 Exmor CMOSセンサーを搭載
蛍光像にも対応できる高感度なイメージセンサです。

高感度で、高い色再現性、大きなS/N比を有しています。高感度なので、蛍光像などの微光イメージングの撮影にも対応しています。センサのダイナミックレンジが広い上に、カメラ搭載のHDR機能により、黒つぶれ・白飛びのないハイダイナミックレンジの静止画が得られます。
モニタと組み合わせると、デジタル顕微鏡に
カメラ本体にオプションの11インチHDMIモニタを取り付けることが出来るので、お使いの顕微鏡をデジタル顕微鏡に変身させることも出来ます。モニタの取り付け角度は調節可能で、観察しやすい向きに取り付けることが可能です。

撮影日時の記録が可能
内部にバッテリーを搭載しているため、撮影済みファイルに撮影日時が記録されます。

さまざまなプラットフォーム用のソフトウェアをご用意
様々な環境で利用して頂けるよう、5つのソフトウェア・アプリを用意しています。
- Built-inソフトウェア:カメラ内部に搭載されたソフトウェア
- Microstudio:Windows PC用の高機能なソフトウェア
- Spectman for Windows:Windows PC用のソフトウェア
- Spectman for Mac:Apple社製のPC用のソフトウェア
- Spectman for iOS:iPhoneやiPad用のアプリ
- Spectman for Android:Android系のスマートフォンやタブレット用のアプリ
いずれのアプリ・ソフトウェアでも、カメラの設定の変更、静止画・動画の撮影、計測機能などが可能です。
MicroStudio・Spectman for Windows・Spectman for Macでは、焦点合成やタイリング機能も搭載されています。
各種プラットフォームのソフトウェア・アプリの機能比較は、PDFファイル「各種プラットフォームでのFLOYDシリーズの機能比較」をご覧下さい。
対応OS
Windows 7※ / 8 / 8.1 / 10 / 11(32bit・64bit)
Mac OSX 10.10以降(Yosemite / El Capitan / Sierra / High Sierra / Mojave / Catalina / Big Sur / Monterey)、Apple M1・M2チップ搭載のMacにも対応
iOS バージョン11.0以降
Android バージョン5.1以降
※推奨動作環境等、ソフトウェアの詳細は以下リンクよりご確認ください。

さまざまな顕微鏡に取付可能
取付部は顕微鏡カメラでは最も一般的なCマウント。メーカーを問わず、ほぼ全ての顕微鏡に取り付け可能です。
このカメラに最適なCマウントアダプタの倍率はおよそ0.5倍が適当ですが、用途に応じて最適な倍率のCマウントアダプタをご利用下さい。
オプション品のCマウントアダプタ ユニバーサルタイプや変換アダプタを利用することで、一般的な内径23.2mmの鏡筒のほか、内径30mm・30.5mmの鏡筒にも取り付けできます。
CCTVレンズやテレセントリックレンズなどを取り付けて使用することも可能です。

Cマウントアダプタの倍率の違いによる撮影範囲

SDKもあります
SDKを無償で提供しておりますので、用途に応じたシステムを独自開発していただくことも可能です。
(SDK言語:Native C/C++, C#/VB.NET, Python, Java)
SDKをご希望のお客様は弊社までお問い合わせ下さい。

外部トリガによる撮影が可能
市販のUSBフットスイッチを利用すると、外部トリガによる静止画撮影、動画の撮影開始・停止が可能です。両手がふさがる作業中でも、フットスイッチで写真や動画の撮影ができます。



























