特徴FEATURES
ズーム型ビデオマイクロスコープJVA-0756は、Cマウントアダプタ部、ズーム鏡筒部、対物レンズ、照明装置で構成されたモジュール構造の無限遠補正光学系の顕微鏡です。ご利用にはCマウントの顕微鏡用カメラが必要です。
USB、HDMI、さまざまな顕微鏡用カメラが利用可能
ズーム型ビデオマイクロスコープJVA-0756は、Cマウントの顕微鏡用カメラと組み合わせて利用します。USB、HDMI、Ethernet、Wi-Fiなど様々なインターフェースの顕微鏡用カメラを取り揃えていますので、パソコンやテレビモニタなどお好みの環境で利用可能です。
ズーム鏡筒部
ズームレンジは0.7倍~5.6倍で、ズーム比は8倍です。
ズーム鏡筒部のズーム調整環を回すことにより、ズーム倍率を設定します。ズーム倍率は無段階に変更することができます。
ズーム調整環にはクリックストップ機構を搭載。無段階ズームでありながら、0.7倍・1倍・2倍・3倍・4倍・5倍・5.6倍の目盛位置でカチッと止まるため、任意の倍率での観察と倍率の再現性を両立しています。常に同じ倍率での観察を求められる検査用途などに便利です。
無限遠補正光学系の対物レンズ
JVA-0756には標準仕様では1倍の対物レンズが付属します。オプションで0.5倍、0.75倍、1.5倍、2倍の対物レンズを用意しております。
対物レンズの嵌め合い径はM26です。
上記の対物レンズ以外に、無限遠補正光学系の対物レンズであればJVA-0756で使用することも出来ます。利用可能な対物レンズの仕様は以下の通りです。
- 対物レンズの倍率がおよそ20倍以下のもの。
- 対物レンズの嵌め合い径はM26、もしくはRMS規格(外径20.32mm×ネジピッチ0.706mm)のもの(RMS規格のものはオプションのM26-RMSアダプタを併用)。
※実際の倍率は、併用する対物レンズとCマウントアダプタの結像レンズの焦点距離の影響を受けます。
例
CマウントアダプタJVA050(倍率0.5倍、結像レンズの焦点距離30mm)と焦点距離 F=180 mmの結像レンズ用に設計された10倍対物レンズを併用する場合、
対物レンズの実際の倍率 = 10倍×30/180 = 1.66倍
Cマウントアダプタ
JVA-0756には標準仕様では1倍のCマウントアダプタ(CマウントアダプタJVA100)が付属しています(0.75倍相当)。オプションで0.5倍、0.75倍、1.5倍のCマウントアダプタを用意しております。顕微鏡用カメラのセンササイズや観察範囲に応じて他の倍率のCマウントアダプタに変更することが可能です。
※Cマウントアダプタを変更すると、結像レンズの焦点距離も変わるため、観察時の倍率も変わります。詳細は以下の表をご覧下さい。
本表は左右にスクロール可能です。
| JVA-0756の倍率 | CマウントアダプタJVA050(0.5倍) (推奨センササイズ:1/3インチ) |
CマウントアダプタJVA075(0.75倍) (推奨センササイズ:1/1.8インチ) |
CマウントアダプタJVA100(1.0倍) (推奨センササイズ:2/3インチ) |
CマウントアダプタJVA150(1.5倍) (推奨センササイズ:1インチ) |
|
|---|---|---|---|---|---|
| JVA系対物レンズ0.5倍 W050 (0.5倍) (W.D. =160mm) |
光学倍率(PMAG) | 0.18倍〜1.40倍 | 0.263倍〜2.10倍 | 0.35倍〜2.80倍 | 0.525倍〜4.2倍 |
| 撮影範囲FOV(対角) | 34.28mm 4.28mm | 33.97mm 4.25mm | 31.43mm 3.93mm | 30.48mm 3.81mm | |
| 撮影範囲FOV (縦x横) 単位: mm |
27.42×20.57 3.42×2.57 | 27.18×20.38 3.40×2.55 | 25.14×18.86 3.14×2.36 | 24.38×18.29 3.05×2.29 | |
| 開口数N.A. | 0.009 0.046 | 0.009 0.046 | 0.009 0.046 | 0.009 0.046 | |
| JVA系対物レンズ0.75倍 W075 (0.75倍) (W.D. =105mm) |
光学倍率(PMAG) | 0.263倍〜2.10倍 | 0.394倍〜3.15倍 | 0.53倍〜4.20倍 | 0.79倍〜6.30倍 |
| 撮影範囲FOV(対角) | 20.81mm 2.86mm | 22.67mm 2.84mm | 20.99mm 2.61mm | 20.25mm 2.54mm | |
| 撮影範囲FOV (縦x横) 単位: mm |
16.65×12.49 2.29×1.72 | 18.14×13.60 2.27×1.70 | 16.79×12.59 2.09×1.57 | 16.20×12.15 2.03×1.52 | |
| 開口数N.A. | 0.013 0.069 | 0.013 0.069 | 0.013 0.069 | 0.013 0.069 | |
| JVA系対物レンズ1倍 W100 (1.0倍) (W.D. =80mm) |
光学倍率(PMAG) | 0.35倍〜2.80倍 | 0.525倍〜4.20倍 | 0.70倍〜5.60倍 | 1.05倍〜8.40倍 |
| 撮影範囲FOV(対角) | 17.14mm 2.14mm | 17.02mm 2.13mm | 15.71mm 1.96mm | 15.24mm 1.90mm | |
| 撮影範囲FOV (縦x横) 単位: mm |
13.71×10.28 1.71×1.28 | 13.62×10.21 1.70×1.28 | 12.57×9.43 1.57×1.18 | 12.19×9.14 1.52×1.14 | |
| 開口数N.A. | 0.018 0.092 | 0.018 0.092 | 0.018 0.092 | 0.018 0.092 | |
| JVA系対物レンズ1.5倍 W150 (1.5倍) (W.D. =51.5mm) |
光学倍率(PMAG) | 0.525倍〜4.20倍 | 0.788倍〜6.30倍 | 1.05倍〜8.40倍 | 1.58倍〜12.60倍 |
| 撮影範囲FOV(対角) | 11.43mm 1.43mm | 11.34mm 1.42mm | 10.46mm 1.31mm | 10.13mm 1.27mm | |
| 撮影範囲FOV (縦x横) 単位: mm |
9.14×6.86 1.14×0.86 | 9.07×6.80 1.14×0.85 | 8.37×6.28 1.05×0.79 | 8.10×6.08 1.02×0.76 | |
| 開口数N.A. | 0.026 0.138 | 0.026 0.138 | 0.026 0.138 | 0.026 0.138 | |
| JVA系対物レンズ2倍 W200 (2.0倍) (W.D. =37.5mm) |
光学倍率(PMAG) | 0.70倍〜5.60倍 | 1.05倍〜8.40倍 | 1.40倍〜11.20倍 | 2.10倍〜16.80倍 |
| 撮影範囲FOV(対角) | 8.57mm 1.07mm | 8.51mm 1.06mm | 7.90mm 1.00mm | 7.62mm 0.95mm | |
| 撮影範囲FOV (縦x横) 単位: mm |
6.86×5.14 0.86×0.64 | 6.81×5.11 0.85×0.64 | 6.32×4.74 0.80×0.60 | 6.10×4.57 0.76×0.57 | |
| 開口数N.A. | 0.035 0.182 | 0.035 0.182 | 0.035 0.182 | 0.035 0.182 | |
表中の撮影範囲FOVは、推奨センササイズに基づいて計算した参考値です。実際の撮影範囲FOVは、カメラのセンサにより若干の差異が生じます。例えば、WRAYCAM-VEX120とWRAYCAM-EL310のセンササイズはいずれも1/3インチですが、この2つのカメラのセンサー寸法は若干異なっています。
WRAYCAM-VEX120のセンササイズは4.8×3.6mm、WRAYCAM-EL310のセンササイズは4.51×3.38mm
実際の撮影範囲FOVは、以下の式で計算できます。
撮影範囲FOV=カメラのセンササイズ/光学倍率(PMAG)
LEDリングライト、同軸落射照明や偏光照明などが利用可能
LEDリングライト、偏光LEDリングライト、同軸落射LED照明が利用可能です(オプション)。
同軸落射照明と無限遠補正光学系の対物レンズが利用できることから、金属顕微鏡としても利用可能です。
観察対象に適した照明をご利用下さい。
※偏光LEDリングライトLPL10と同軸落射照明COA85はズーム型ビデオマイクロスコープJVA-0756ではご利用頂けません。偏光LEDリングライトLVP40と同軸落射LED照明LVC50をご利用下さい。
無段階光量調整が可能な高輝度LEDリングライト

偏光LEDリングライト
金属表面、電子基板、光沢面上の印字などを観察する際のハレーション(白とび)を大幅に抑えることができます。ホコリなどの異物や傷の検出など、通常の照明では難しい試料の検査や写真撮影が容易になります。
同軸落射LED照明
「同軸落射照明」は、顕微鏡の光軸方向から試料に対して垂直に照射する方法です。ハーフミラーを用いて対物レンズ内から照明光を照射します。これにより試料を照明する照明光の光軸と顕微鏡の光軸が一致します。
鏡面研磨された金属、表面が滑沢は樹脂、ウェハなどの観察時に、正反射光をとらえることできれいに観察することができます。
様々な顕微鏡スタンドをご用意しています。
ズーム型ビデオマイクロスコープJVA-0756には鏡筒ホルダーH5076が標準で付属していますので、マウント径76mmの顕微鏡用スタンドが利用可能です。
※鏡筒ホルダーH5076を利用しない場合、ズーム型ビデオマイクロスコープJVA-0756のマウント径は50mmです。
鏡筒ホルダーH5076付
豊富な顕微鏡スタンド
モニター取付用の水平アーム
モニター表示倍率2000倍以上
オプション品を併用することにより、モニター表示倍率2000倍以上が得られます。
パソコンやテレビモニタ上に顕微鏡像を表示させた場合の倍率は、長さ1mmのサンプルがモニタ上で100mmに表示されていれば「100倍」という考え方になります。顕微鏡側の倍率が一定であっても、接続しているカメラのセンサーサイズやモニターサイズの大小により倍率が異なります。
ご利用になるカメラ、対物レンズ、モニタなどから、モニタ表示倍率を求めることができます。
モニタ表示倍率
=
対物レンズの倍率
×
ズーム倍率
×
Cマウントアダプタの倍率
×
モニタサイズ×25.4
カメラのセンササイズ
※カメラのセンササイズは、1/3インチの時は“6”、1/2インチの時は“8″、1/1.8インチの時は“8.9”、1インチの時は“16″を代入します。
例)対物レンズの倍率が2倍、ズーム倍率が4倍、Cマウントアダプタの倍率が1倍、モニタサイズが24インチ、カメラのセンササイズが1/2インチの場合のモニタ表示倍率は、
2 × 4 × 1 × ((24 × 25.4)÷ 8) = 609.6倍
有効ズーム範囲
同軸落射照明を使用した場合、低倍率でケラレが発生することがあります。
また、5倍、10倍、20倍といったのJVA系対物レンズ以外の無限遠光学補正系対物レンズを使用する場合、同軸落射照明や透過照明でご利用ください。LEDリングライトLDR77や偏光LEDリングライトLVP40はお勧めしていません。
JVA系対物レンズ以外の無限遠光学補正系対物レンズを使用する場合、倍率、撮影範囲、開口数は対物レンズの仕様に依存します。また、照明のムラなどにより使用可能なズーム範囲が制限されます。
各種条件下での有効ズーム範囲は、以下の表をご覧下さい。
本表は左右にスクロール可能です。
| 対物レンズ | 照明機器 | Cマウントアダプタ | |||
|---|---|---|---|---|---|
| Cマウントアダプタ JVA050 (0.5倍) (推奨センササイズ:1/3インチ) |
Cマウントアダプタ JVA075 (0.75倍) (推奨センササイズ:1/1.8インチ) |
Cマウントアダプタ JVA100 (1.0倍) (推奨センササイズ:2/3インチ) |
Cマウントアダプタ JVA150 (1.5倍) (推奨センササイズ:1インチ) |
||
| JVA系対物レンズ0.5倍 W050 (0.5倍) (W.D. =160mm) |
LEDリングライト | 0.7倍〜5.6倍 | 0.7倍〜5.6倍 | 0.7倍〜5.6倍 | 0.7倍〜5.6倍 |
| 偏光LEDリングライトLVP40 | 0.7倍〜5.6倍 | 0.7倍〜5.6倍 | 0.7倍〜5.6倍 | 0.7倍〜5.6倍 | |
| 同軸落射LED照明LVC50 | 3.0倍〜5.6倍 | 3.0倍〜5.6倍 | 3.0倍〜5.6倍 | 3.0倍〜5.6倍 | |
| JVA系対物レンズ0.75倍 W075 (0.75倍) (W.D. =105mm) |
LEDリングライト | 0.7倍〜5.6倍 | 0.7倍〜5.6倍 | 0.7倍〜5.6倍 | 0.7倍〜5.6倍 |
| 偏光LEDリングライトLVP40 | 0.7倍〜5.6倍 | 0.7倍〜5.6倍 | 0.7倍〜5.6倍 | 0.7倍〜5.6倍 | |
| 同軸落射LED照明LVC50 | 2.5倍〜5.6倍 | 2.0倍〜5.6倍 | 2.0倍〜5.6倍 | 2.0倍〜5.6倍 | |
| JVA系対物レンズ1倍 W100 (1.0倍) |
LEDリングライト | 0.7倍〜5.6倍 | 0.7倍〜5.6倍 | 0.7倍〜5.6倍 | 0.7倍〜5.6倍 |
| 偏光LEDリングライトLVP40 | 0.7倍〜5.6倍 | 0.7倍〜5.6倍 | 0.7倍〜5.6倍 | 0.7倍〜5.6倍 | |
| 同軸落射LED照明LVC50 | 1.0倍〜5.6倍 | 1.0倍〜5.6倍 | 1.0倍〜5.6倍 | 1.0倍〜5.6倍 | |
| JVA系対物レンズ1.5倍 W150 (1.5倍) (W.D. =51.5mm) |
LEDリングライト | 0.7倍〜5.6倍 | 0.7倍〜5.6倍 | 0.7倍〜5.6倍 | 0.7倍〜5.6倍 |
| 偏光LEDリングライトLVP40 | 0.7倍〜5.6倍 | 0.7倍〜5.6倍 | 0.7倍〜5.6倍 | 0.7倍〜5.6倍 | |
| 同軸落射LED照明LVC50 | 1.0倍〜5.6倍 | 1.0倍〜5.6倍 | 1.0倍〜5.6倍 | 1.0倍〜5.6倍 | |
| JVA系対物レンズ2倍 W200 (2.0倍) (W.D. =37.5mm) |
LEDリングライト | 0.7倍〜5.6倍 | 0.7倍〜5.6倍 | 0.7倍〜5.6倍 | 0.7倍〜5.6倍 |
| 偏光LEDリングライトLVP40 | 0.7倍〜5.6倍 | 0.7倍〜5.6倍 | 0.7倍〜5.6倍 | 0.7倍〜5.6倍 | |
| 同軸落射LED照明LVC50 | 1.0倍〜5.6倍 | 1.0倍〜5.6倍 | 1.0倍〜5.6倍 | 1.0倍〜5.6倍 | |
| 5倍対物レンズ ※ | 同軸落射LED照明LVC50 | 3.0倍〜5.6倍 | 2.5倍〜5.6倍 | 3.0倍〜5.6倍 | 2.5倍〜5.6倍 |
| 10倍対物レンズ ※ | 同軸落射LED照明LVC50 | 3.0倍〜5.6倍 | 2.5倍〜5.6倍 | 3.0倍〜5.6倍 | 2.5倍〜5.6倍 |
| 20倍対物レンズ ※ | 同軸落射LED照明LVC50 | 3.0倍〜5.6倍 | 2.5倍〜5.6倍 | 3.0倍〜5.6倍 | 2.5倍〜5.6倍 |
※結像レンズの焦点距離F=200mmの対物レンズで検証
※同軸落射LED照明LVC50のみご利用可能です。
表中のデータは、推奨センササイズに基づいて計算した参考値です。実際の値は、カメラのセンサにより若干の差異が生じます。
JVA系対物レンズ0.5倍やJVA系対物レンズ0.75倍 W075を使用する際は、LEDリングライトLDR77や偏光LEDリングライトLVP40の使用をお勧めします。
結像レンズの焦点距離がより短い対物レンズを使用すると、より広範囲の有効ズーム範囲が得られます(例:F=200mmの対物レンズよりF=180mmの対物レンズの方が有効ズーム範囲が広い)。




























































